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小松の奥山、鈴ケ岳。大日山と峰続きの山々から流れ出た水は梯川となり、加賀平野を潤しながら流れていきます。扇を開いたような美しい扇状地が広がる一帯。肥沃な大地は豊かな歴史と文化を育みました。小松市は藩政時代、重要な宿場町として栄え、大勢の旅人が行き交いました。街道沿いは今もその名残をとどめています。海、山とともに生きてきた小松の人々。日本海の豊かな恵みや交易を求めた人々は海岸の近くに定住し、山々や平野がもたらす恩恵は山麓や内陸部に集落を形成しました。長い年月の中で小松市はどのように築かれたのでしょうか。歴史を振り返り、その歩みを辿ってみましょう。解説にラジオ劇や講談を交えてお送りします。解説[東四柳史明]金沢学院大学名誉教授、講談[月亭方気]、演劇[大輔]、ナレーション[綿谷尚子]でお送りします。インターネット放送はこちらから
【放送項目】〇前田利常と小松城/那谷寺の造営と開帳/安宅湊と船主たち・明治期の北前船/松尾芭蕉と立花北枝