
視覚障害者の方々の就労支援と社会環境の向上を目的に、金沢市から情報を発信する、「あうわ」視覚障害の働くを考える会をパーソナリティーに迎えて放送しています。アナウンサーは綿谷尚子。インターネット放送はこちらから (放送と同日時にお聞きいただけます)
あうわHP https://auwawua.org/
今回は、視覚障害者のためのナビゲーションデバイス「あしらせ2」をご紹介します。この番組ではこれまでに何度もその魅力をお伝えしてきましたが、日々進化を続けるこの製品を再び取り上げたいと思います。あらためてご紹介しましょう。
「あしらせ」は、視覚障害者を目的地まで案内してくれる機器です。コンパクトな機器を靴につけて、アプリで目的地を伝えれば、足に伝わる振動が目的地までナビゲート。スマートフォンで度々確認したり、音声案内に頼りきりにならず、ストレスなく目的地に到着できます。あしらせは1人で歩く不安を減らし、歩く安心感と楽しさを提供してくれます。
そのあしらせが、大阪・関西万博で活躍していると聞き、株式会社Ashirase代表取締役CEO:千野 歩(ちのわたる)さんに電話でインタビューをしました。
Ashiraseは、今年4月22日(火)から24日(木)までの3日間、大阪・関西万博の「ギャラリーWEST」にて開催されるメディア催事「点字考案200年 視覚障害者の世界を体験する」において、視覚障がい者向けナビゲーションデバイス「あしらせ」の展示・体験を実施いたしました。
また、万博期間中は、あしらせで大阪・関西万博のナビレンスコード設置場所へご案内し、滑らかな情報取得が可能になります。
万博期間中はナビレンスとの技術連携により、あしらせアプリ上から会場内のナビレンスコード設置場所を目的地として選択することで、あしらせでナビレンスコードへの誘導が可能となります。ナビレンスコードは案内板やトイレ、デジタルサイネージなどに設置されており、視覚障がいのある方の情報取得を支援します。目的地到着後は、ナビレンスアプリを起動することで、詳細な位置情報や周辺情報を確認することができます。
あしらせ2
過去の番組はYouTubeでご紹介しています。