柴野大造・中乃波木 能登町ふるさと物語 2018年1月26日 2月2日放送

世界ジェラート大使・能登町ふるさと大使の柴野大造さんと、写真家で能登町ふるさと大使の中乃波木さんが能登町の魅力をお伝えしています。ナビゲーターは綿谷尚子。

 

[ゲスト]

ー (株)いわずみ 常務取締役 岩住武広さん ー

 

 

素朴で懐かしい味がする能登銘菓のいも菓子は県内外の人々に親しまれています。いも菓子を製造販売する(株)いわずみさんは、伝統の味を守りながら、洋菓子のワッフル開発に挑みました。前例のない事業を疑問視する声が上がり、完成後も販売は長く低迷しましたが、常務取締役の岩住武広さんは、改良を重ねてこれを乗り越え、売り上げを大きく伸ばして海外進出を行うまでになりました。能登から世界に羽ばたいた岩住さんと柴野さんは同士と呼び合い、強い絆で結ばれています。

 

 

  [催し・伝統紹介]

 

 ~宇出津港のと寒ぶりまつりの模様をお伝えします~

 

 

2018年1月21日(日)に開催された「宇出津港のと寒ぶりまつり」の模様をお伝えします。

 

 ~あえのこと~

あえのことは、田の神を家の中に招き入れてお風呂や食事でもてなす農耕儀礼です。12月5日に招き入れ、翌年の2月9日に田へ送り出します。国指定重要無形文化財、ユネスコの無形文化遺産で能登の宝と呼ばれています。地元では、昨年からツアー客に向けた実演を見せています。

 

 ~アマメハギ~

 

アマメとはいろり端に長時間いる時にできるタコのことで、小中学生が扮した鬼は、小雪がちらつく中、蓑を着て家々をめぐり、「アマメを作っている者はいないか」と声をあげながら幼子を戒めます。

田畑の耕作開始を前に農家を外へ促す意味もあり、この行事が終わると能登に待ち遠しかった春が訪れます。開催は2月の立春前夜です。国指定重要無形文化財で、ユネスコの無形文化遺産候補として申請中です。

   

 [乃波木のフォトダイアリー]

 

心で感じた下記の風景を中さんのナレーションでお届けします。