柴野大造・中乃波木 能登町ふるさと物語2018年3月9日・16日(再放送)放送

世界ジェラート大使・能登町ふるさと大使の柴野大造さんと、写真家で能登町ふるさと大使の中乃波木さんが能登町の魅力をお伝えしています。ナビゲーターは綿谷尚子。

[ゲスト]

 

ー Heart&Beer日本海倶楽部代表の竹中誠さんー

 

能登町の海沿いに位置する日本海倶楽部の周囲には、心を癒す景色が広がっています。大自然に抱かれながらオリジナルビールで過ごす時間は格別で県内外から人々が訪れます。

開業から20年間の中で醸造の研究を重ね、インターナショナル・ビア・カップで銀賞と銅賞を複数回、ビールのノーベル賞といわれるブルワリー・オブ・ザ・イヤー2014を受賞しました。

新規事業の「のと羊」、6月10日(日)に開催される、20周年を記念した「Beer Festa」のお知らせも。

 

[乃波木のフォトダイアリー]

 

 

ブログ冒頭の写真風景を中さんのナレーションでお届けします。

 

   [催し・伝統紹介]

 

 ~酒樽がえし~

 

能登町藤波地区の神目(かんのめ)神社の神事、「酒樽がえし」が4月2日(月)に営まれます。一斗樽をかついだ若衆が大漁を占うもので、身を清め、ふんどし姿で一斗樽をかつぎ出して田や海の中で奪い合います。

4月の田や海はまだ冷たいのですが、神事は熱気に包まれます。義経伝説にルーツがあるとも伝えられており、この地域の長い歴史を感じさせてくれます。

樽の中で激しく揺さぶられたお酒の味は格別とのこと。寒さを忘れさせてくれるのかもしれません。 

 

 ~弓引き祭り~

 

能登町十郎原(じゅうろうはら)の日桂(ひかつら)神社で4月3日(火)、町無形民俗文化財の「弓引き祭り」が営まれます。武者姿の氏子らが矢を放ち、厄除け、五穀豊穣を祈願するもので、神事の後、よろいやかぶとを身に着けた氏子が近くの田に移動し、大将役の「放て」の合図で氏子が田に向けて一斉に矢を放ちます。

会場には神の使いとされる猿田彦も登場し、矢を放つ邪魔をして弓を射る人の集中心を試します。

心を乱さず、集中して取り組んだ人には猿田彦を通して太陽と農業の神が乗り移るといわれています。

境内では氏子や見物客が直径約30センチの的を狙います。当たった矢が多いほど豊作になるといわれており、的に命中するたびに完成があがります。