世界ジェラート大使・能登町ふるさと大使の柴野大造さんと、写真家で能登町ふるさと大使の中乃波木さんが能登町の魅力をお伝えします。ナビゲーターは、綿谷尚子。
[ゲスト]
ー 石川県漁協協同組合小木支所 総務部長 神谷洋志郎さんー
能登町小木港は、八戸漁港(青森県)、函館漁港(北海道)と並んで「日本三大スルメイカ漁港」の一つに数えられる国内屈指の産地です。小木港の皆さんは海の規制や海域の縮小など、幾多の苦難を智恵と絆で乗り越え、全国に知られる漁港を築き上げました。番組では、日本海で操業する中型イカ釣り船内でマイナス30度まで冷凍し、鮮度を落とさずに出荷できるスルメイカ「船凍イカ(せんとう・いか)」、タラ漁の残りを食用にしたイカの切り身「イサブ」、加賀藩主や将軍家に献上した「タラ」をご紹介します。かつて小木地区で用いられた、漁と安全祈願にまつわる伝承、違法操業問題で苦境に立ち向かう漁師さんを支援する「ふるさと納税」の話題も。
[乃波木のフォトダイアリー]
ブログ冒頭の写真風景を中さんのナレーションでお届けします。
[観光・催しインフォメーション]
~春蘭の里 民宿群の拡大~
能登町の農家民宿「春蘭の里」実行委員会は4月、珠洲市内で初めてとなる民宿を本格オープンさせます。現在、農家民宿は能登町40軒、穴水町6軒、輪島市1軒で奥能登2市2町に農家民宿を構える態勢が整います。観光客に民宿をはしごしながら長期間滞在してもらう食や体験プランを充実させ、外国人観光客に人気のスローツーリズムを促進したい考えです。春蘭の里は、1996年に能登町で発足し、「農家民宿で月収40万、集落に人を呼び戻そう」と呼びかけてスタートしました。毎年春から秋にかけて、千葉や大阪など全国各地の小中学生が修学旅行で訪れるものの、受け入れ限度が300人のため、人数によってはやむを得ず断る場合がありました。民宿群の拡大で受け皿が増えることに期待が寄せられています。
~九十九湾海中公園観光遊覧船~
能登町九十九湾は、日本百景の一つに数えられる美しいリアス式海岸です。
水面は湖のように静かで、松の並木や樹木が迫り出しています。湾内では、
海風を感じながら海中公園観光遊覧船でゆったりとクルージングを楽しめ、途中に立ち寄る魚の餌付けショーは、ご家族連れにも大人気です。魚とふれ合えるスポットは楽しい思い出になることでしょう。今年も運行開始の季節がやってきました。運行開始日については、インターネットサイトをご覧になり、お問い合わせの上お出かけください。
[次回ゲスト]
4月6日・13日のゲストは、いしかわ観光特使で芸人のハンディやしきさん。