柴野大造・中乃波木 能登町ふるさと物語2018年9月7日(金)14日(金/再放送)午前9時~9時30分放送

 

世界ジェラート大使・ユネスコ平和メッセンジャー・能登町ふるさと大使の柴野大造さんと、写真家で能登町ふるさと大使の中乃波木さんが能登町の魅力をお伝えしています。

 

柴野さんは本場イタリアで最優秀職人を2年連続受賞。6月に弟の幸介さんと共にイタリアンアルチザンジェラートの普及に貢献した功績が認められ、外国人初の文化功労章を受賞しました。ナビゲーターは綿谷尚子。

 

 

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 [乃波木のフォトダイアリー] 

photo by 中乃波木

 

壁にあるけふの格言蝿叩(はえたた)き  中十七波

 

 

  

 新築の家より古い家が好み。現在の住まいは築100年。土間、囲炉裏、仏間、床の間、大きな納屋。屋根裏は昔、お(かいこ)部屋で機織機(はたおりき)が置かれていたそうだ。柱には、黒マジックでの悪戯描き。古いアニメのシールも柱に刺青のように染み込んでいる。

 

 その当時の笑い声まで聞こえてきそう。

 少しずつ自分で、床や柱に柿渋を塗ったり壁を塗り替えたり、この広い空間を私風に変えてゆく住まいは、現在進行形。

 

 

 

 ~俳句写真集 寒卵プリンに生まれ変はる午後より~

 

上記の俳句やダイアリーを中さんのナレーションでお届けします。

 

 

  

*下記の「続きを読む」をクリックしてください。ゲスト情報、催しや観光情報をご覧いただけます。 

 

[ゲスト] 

 

今回のゲストコーナーは、石川県指定有形文化財・能登天領庄屋中谷家当主の中谷直之さんにです。

 

中谷家は江戸時代、天領の旧黒川村一帯を治めた庄屋です。この当時、能登には天領が62カ村あったと伝えられており、中谷家は応分の司法権、行政権をもって黒川村を治めていました。

 

 江戸中期には4千坪の敷地に宗和流の庭を持つ、およそ570坪の家屋が築造されました。大きな母屋に加え、高貴な佇まいから「カラスのとまらない宝蔵」といわれた内部が総輪島塗の土蔵は文化財としても一級品の価値を持っています。中谷さんはこの歴史建造物を次世代に伝えることを願い、世間に周知しようとカフェやそば店をはじめ、交流イベントに屋敷を開放しています。

[ハンディやしき ふるさとの記憶館

 

 [衣食住シリーズ・鯨の取り分と御裁き 前田斉泰の鯨捕り見物] 

 

 

出典 内浦町史第三巻第5章 水産業・近世・交通と商工業より 

 

 

 

能登町は古くから鯨漁が行われました。真脇遺跡では大量のイルカの骨が発見され、江戸時代の漁の様子を描いた図面、大正時代の九十九湾の追い込み漁の写真なども残されています。そしてこんな歴史も残されていますよ。

 

江戸時代のお話です。恋路村と松波村の者が網にかかったくじらを仕留めようとしますが、うまくいかず手慣れた真脇村の者に助けを求めました。

 

約30時間後にようやく漁を終えましたが一難去ってまた一難。取り分をめぐって村が争い、恐れながらと郡奉行へ訴訟を起こすことに。鯨肉を巡る争いはお裁きにまで発展することになったのでした。

 

また、前回もお伝えしましたが、加賀藩第13代藩主・前田斉泰公が能登巡検の折、藤波の海で鯨捕りを見物した模様もお伝えします。詳しくは番組をお聴きください。

 

 

[観光・催しインフォメーション]

 

 

にわか祭り スターライトファンタジー交流フェスタ  

 

能登町鵜川の海瀬神社の祭礼、「にわか祭り」が8月25日と26日に開催され、9町の袖ギリコ「にわか」が集いました。時折強い雨が降ったものの「ヤッサイ ヤッサイ」の掛け声とともに武者絵が描かれたにわかが漁師町を進みました。高さ約7メートル、幅約5メートルのにわかは明かりがともされ地区内を巡行した後、神社境内で乱舞しました。漁師町では未明まで賑わいが続き、老若男女が祭りを楽しむ姿が見られました。

 

同じく8月25日と26日の両日、能登町ふれあいの里、やなぎだ植物公園ではスターライトファンタジー交流フェスタが開催されました。広場に置かれた キャンドルに火が灯され、辺りは幻想的な雰囲気に包まれました。漆黒の闇夜にほのかに浮かぶ灯りは、大地を宇宙に見立てた星明りのようでもあり、訪れる人々を魅了していました。 

 

 

柳田大祭      

 

週末は能登町へ出かけませんか?

柳田大祭のお知らせです。能登のキリコ祭りは、2015年に文化庁の日本遺産に認定されました。「灯り舞う半島 能登~熱狂のキリコ祭り」とネーミングされ県内外の人々を魅了しています。

 

そして、能登最大規模ともいわれるキリコが勇壮に練り歩くのが柳田大祭です。バンバと呼ばれる広場では、大松明に火が灯され、花火が打ち上げられます。

 

昔ながらのキリコが練り歩く姿は圧巻で、夜空に浮かぶ灯りが風情を醸し出してくれます。旧柳田村はキリコ祭りの発祥の地とも言われています。

 

藩政時代、農村を監督・指導する十村(とむら)役が地域住民の活気と団結を固くする目的で祭礼を盛んにしたという記録があり、神社や氏神などを統合し、次第に集まって大きな祭りになったのではないかと想像されています。

 

 

和ろうそくを灯したキリコがゆっくりと進む姿は情緒があり、このお祭りを毎年楽しみにされている方も多いようです。開催は、9月15日土曜日、16日日曜日です。バンバにキリコが登場するのは15日土曜日です。ぜひお出かけください。

 

小木袖ギリコ祭り  

 

9月15日土曜日、16日日曜日の両日、能登町小木(おぎ)袖ギリコ祭りが開催されます。

 

小木(おぎ)袖ギリコ祭りは、御船(みふね)神社の祭礼で、武者絵が描かれた9基の袖キリコが笛や太鼓が響く中、勇壮に練り歩きます。

                              

住民は「ヨイトショ」「ヤサカヤッサイ」などと声を掛けながら街を回り、キリコを担いで神社に続く階段を駆け上がる「宮上げ」で祭りは最高潮に達します。

 

小木(おぎ)の袖ギリコは、能登半島では珍しい奴凧を思わせる大あんどんで、ねぶたの流れを組むものではないかと言われています。武者絵の描き方も良く似ており、日本海文化の影響を受けていると考えられています。

 

水面に映る袖ギリコは幻想的で、秋の風情を醸し出してくれます。能登町小木(おぎ)袖ギリコ祭りは9月15日土曜日、16日日曜日の開催です。見どころの「宮上げ」が行われるのは15日です。ぜひお出かけください。   

 

この番組は、翌週再放送でお送りしていますので9月14日にお聞きの方は7日の再放送になります。

 

次回、9月21日は、能登町ふるさと大使の柴野さん・中さんがクイズを通して能登町を楽しくご紹介します。リスナーの皆様もいっしょにお考えください。