柴野大造・中乃波木 能登町ふるさと物語2018年12月14日(金)21日(金/再放送)午前8時~8時30分放送

世界ジェラート大使・ユネスコ平和メッセンジャー・能登町ふるさと大使の柴野大造さんと、写真家で能登町ふるさと大使の中乃波木さんが能登町の魅力をお伝えしています。ナビゲーターは綿谷尚子。

 

 

 [乃波木のフォトダイアリー] 

photo by 中乃波木

 

 

切株のリスと空缶きのこ狩

  かじ てん くりや

パン齧る貂が厨に今朝の秋

 

奥能登には自然がいっぱい。海にも山にもすぐ行ける。四季折々、

花も次から次と咲く。野生動物にもよく出会う。人は過疎だけれど

自然は賑やか。

 

 

~俳句写真集 寒卵プリンに生まれ変はる午後より~

 

上記の俳句やダイアリーを中さんのナレーションでお届けします。

 

  下記の「続きを読む」をクリックしてください。

ゲスト情報、催しや観光情報をご覧いただけます。

 

 

【ゲスト】

 

今回のゲストは、柴野大造さんの弟でマルガージェラート統括マネージャー、ジェラート騎士の柴野幸介さんです。

 

柴野さんは2017年11月にイタリアで開催されたジェラート国際コンクールの自由部門でアジア人初の3位になり、2018年11月には、イタリアで開催されたジェラート国際コンクールの自由部門でアジア人初の3位に輝きました。

 

自由部門は世界トップクラスのジェラート職人25人が味を競い、「日本の食材で勝負をしたかった」という柴野さんは、沖縄産シークヮーサーのジェラートを出品しました。

 

 

シークヮーサーの強い酸味をオレンジとバジルで調整し、爽やかな味と香りに仕上げました。柴野兄弟は力を合わせてジェラートの普及に努めています。

 

 

 

【ハンディやしき ふるさとの記憶館】 

 

[伝承・迷信 能都町編!]

 

 

 出典 旧能都町の町史第一巻、口頭伝承編

 

 

日本各地には、先祖からの伝承や迷信とも言われる風習やことわざが伝えられています。能登町にはこんな言い伝えがありました。

 

 

・頭のついた魚を食べれば記憶力が増す

 

・夜に味噌をあぶれば天狗が来る

 

・真昼に生まれた子供は立身出世すれば大臣や大将となり、そうでなければ無頼漢・・つまり暴れん坊となる

 

・鳥が水浴びをすれば雨になる

 

・狐がクワンと鳴くときは火事があり、コーンと鳴くときは平穏だ

 

・雷がゴロゴロ鳴るとき線香を焚けば鳴りやむ

 

・墓場の道路を直そうといったものが次に死ぬ

 

 

 

うーん。いろいろありますね。

 

  

伝承・迷信とは、古代信仰が宗教にまで高められることなく社会に残ったもの。我々現代人から見ると不合理な物も多いけど、何かの意味があり人々の間に広く信じられ実行されたのもまた事実。

科学が発達していない時代、幸せを願って日々ことわざをつぶやいた祖先の健気なが浮かぶではありませんか。

 

 

 

【観光・催しインフォメーション】

 

[能登のアマメハギ 無形文化遺産 ユネスコ正式決定]

 

ユネスコ・国連教育科学文化機関政府間委員会は201年11月

29日、能登のアマメハギ、秋田県男鹿のナマハゲなど8つの県、

10の伝統行事で構成す、方神 仮面・仮装の神々を無形文化

産に登録す正式決定しました。

 

能登のアマメハギは、輪島市門前町、能登町で継承されているアマ

メハギと輪島市の面様年頭(めんさまねんとう)が対象です。

 

アマメとはいろり端に長時間いる時にできるタコのことで、小中学

生が扮した鬼は、「アマメを作っている者はいないか」と声をあげ

ながら幼子を戒めます。真冬の2月3日に奇面をつけた神々が集落

の家庭を巡り、子どもたちの怠け癖を戒めようと、小雪がちらつく

中、蓑をつけた鬼が家々をめぐります。

 

石川県内からの無形文化遺産認定は2009年の能登のあえのこと」16年の青柏祭の曳山行事(七尾市)を含む、山・鉾(ほこ)・屋台行事に続き3例目となります。

 

来訪神は、正月などに仮面をかぶったり仮装したりした人が神として家々を訪れ、幸福をもたらすとされる行事です。10件はいずれも国の重要無形民俗文化財に指定されていまする。政府は地域の結びつきや世代を超えた交流を深める絆の役割を果たし、伝承されてきた」と評価し、昨年3月に登録申請していました。

 

能登のアマメハギは輪島市の面様年頭(めんさまねんとう)、輪島市門前町、能登町のアマメハギが対象となります。貴重な文化遺産。次世代に伝えて行きたいですね。

 

 

 

[のと九十九湾観光交流センター(イカの駅)の愛称を募集]

 

能登町は12月3日から、町に建設中の、のと九十九湾観光交流センター(イカの駅)の愛称を募集します。1月11日が締め切りで、最優秀賞などの受賞者の記念品をお送りします。センターは、観光案内所や特産品の直売所、イカ漁展示スペースなどを設けます。

 

愛称には、前後どちらかにイカの駅という言葉を付けてください。町内に在住、通勤、通学している人や町の出身者が対象です。

郵送・FAX・メールなどで受け付けます。お問い合わせは能登町役場建設課、0768-76-8304までどうそ。

 

 

 

 

この番組は、翌週再放送でお送りしていますので12月21

日にお聞きの方は12月14日の再放送になります。

 

次回、12月28日ゲストは、1月に開催される宇出津港の

と寒ぶりの準備に取り組んでいる、能登町商工会経営指導員

向口宏さんです。