柴野大造・中乃波木 能登町ふるさと物語2019年2月8日(金)2月15日(金/再放送)午前8時~8時30分

世界ジェラート大使・ユネスコ平和メッセンジャー・能登町ふるさと大使の柴野大造さんと、写真家で能登町ふるさと大使の中乃波木さんが能登町の魅力をお伝えしています。ハンディやしきふるさとの記憶館では町の歴史をご紹介します。ナビゲーターは綿谷尚子。

 

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【ゲスト】

 

今回のゲストは、能登町長の持木一茂さんです。町は新庁舎やイカの駅の建設、移住者の積極的な受け入れなどの取り組みをはじめ、アマメハギのユネスコ無形文化遺産登録など、うれしいニュースが続き、国内外から注目を集めるようになりました。今回は、柴野さん、柴野さん中さんを交え、持木町長に町の取り組みや町政についてお話を伺いました。

 

・ふるさと納税

・移住促進

・公営塾と教育

・のと九十九湾観光交流センター(イカの駅) 等について

 

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左から 中さん・綿谷さん・柴野さん・持木町長

 

 

【ハンディやしき ふるさとの記憶館】

 

[昔々の寝床編] 

 

出典 内浦町史 第二巻より

 

さてさて皆さん、昔の農民や庶民の寝床をご存知でしょうか。町の歴史書、町史には、寝るための箱・寝箱を用いていたとの記述があります。方言ではネマバコと言うようです。

この寝箱、どんなものかと申しますと、高さ30センチほどの長方形の木の枠の中にわらを敷きつめたものです

 

この地域では明治時代後期までほとんどの家の寝室は板敷きでした。人々はこの板敷の床の上に高さ30センチのどの長方形の木の枠を起き、この中にわらを敷きつめて中に入って寝ていました。ワラの香りに包まれながら寝ると心が落ち着いてぐっすり安眠できるかもしれませんね。

 

 

【インフォメーション】

 

【アマメハギ】

 

2月3日午後5時過ぎ。

道端に小さな鬼の道案内をするかのように、キャンドルの淡い灯りがやさしく揺れています。子どもたちは、仮面をかぶり蓑を着て模造品の包丁を手にし、コンコンカンカン音を打ち鳴らし、「アマメー」と叫びながら山間の暗い夜道を歩きます。

 

ユネスコ無形文化遺産に登録された「アマメハギ」は全国に残る来訪神行事の一つであり、能登町では、秋吉、河ケ谷、清真、宮犬地区で今も行われています。鬼がやってきた!と信じた幼子は泣き叫びます。アマメとは囲炉裏端に長時間あたるできる火だこのこと。アマメを剥ぐと脅し、田畑の耕作開始を前に農家を外へ促す意味もあり、この行事が終わると能登に待ち遠しかった春が訪れます。

 

【あばれ祭 神輿見学】

 

能登町宇出津の八坂神社奉賛会は1月28日までに、毎年7月に地元で行われる県無形民俗文化財「あばれ祭」で用いた神輿2基を観光客らが見学できるよう、収蔵庫にガラス窓を設けました。次の祭りまで出番のない神輿を観光資源として活用する狙いです。

 

神輿は路面に叩きつけられ火の中に放り込まれましたので、部品が壊れ黒く焼け焦げた状態のまま収納されており、祭りの荒々しさを物語っています。収納庫で神輿が見られるのは祭りが終わった後から修理に入る2月か3月頃まで。能登町にお越しになりましたらぜひお立ち寄りください。

 

この番組は、翌週再放送でお送りしていますので2月15日にお聞きの方は2月8日の再放送になります。次回、2月22日のゲストは、松波酒造若女将の金七聖子さんです。

 

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