世界ジェラート大使・ユネスコ平和メッセンジャー・能登町ふるさと大使の柴野大造さんと、写真家で能登町ふるさと大使の中乃波木さんが能登町の魅力をお伝えしています。ハンディやしきふるさとの記憶館では町の歴史をご紹介します。ナビゲーターは綿谷尚子。

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【ゲスト】
今回のゲストは、大江山のブランドで知られる松波酒造・若女将の金七聖子さんです。大自然に抱かれた奥能登の町で美味しい日本酒を作り続ける松波酒造。SNSやインターネットサイトを通して情報を発信し続けていています。トークは、金七さんの豊富な知識の中から「酒粕学」でスタート。中さんは生で酒粕を食べる愛好家で、大吟醸と純米酒の酒粕の味の違いに言及しました。話題はやがて、イギリス、ドイツ、中国等に広がる愛飲家のお話に。大江山を世界の人々が味わう時代になりました。
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左から 中さん・金七さん・綿谷さん・柴野さん
【ハンディやしき ふるさとの記憶館】
[味わってみたい昔のお料理]
出典 内浦町史 第二巻より
決して豊かとはいえないものの、自然素材を生かし、美味しく食事をいただいた時代がありました。当時の食材やおかずの数々を町の歴史書からご紹介しましょう。
・だんご
十分に実らない米の粉をだんごにこねて茹でます。塩味の小豆をつけたり、黒砂糖をかけて食べると美味しかったそうです。
・かいやき
昔は大きいホタテ貝の殻が浜にたくさん打ち上げられていたので、拾ってきてかいやきに使ったそうです。貝殻に青菜・ナス・イシリを入れていろりや炭火の上で煮ながら熱いところを食べます。ぜいたくしたい時は白身魚や豆腐を用いました。かいやきは美味しくてご飯を食べすぎることもあったそうです。
・かいみそ
ホタテ貝の貝殻に味噌を入れ、シタダミ・・能登ではシタダメと言いますが、これを混ぜたりして焼いておかずにしました。味噌だけ焼いても美味しかったそうです。
・こっぱ味噌
木の皮に味噌をのせて焼いたものです。特に栗の木の皮を使うとうまいといいます。
・ゆう味噌
ユズの上部を切って中身をくりぬき、味噌を詰めて囲炉裏の火の近くに置くと煮えたようになります。味噌にユズの香りが移って熱いうちに食べると美味しいそうです。味噌がなくなったら、また味噌を詰めて焼き、ユズの皮がふやけて使えなくなるまで何回でも利用したそうです。
インフォメーション】
【第33回猿鬼歩こう走ろう健康大会】
のとキリシマツツジや美しい花々が咲き誇る5月、緑の息吹を感じながら田園地帯を歩き、走り抜ける「第33回猿鬼歩こう走ろう健康大会」が開催されます。
大会は柳田運動公園を発着とするコースで、3キロからハーフマラソンまで7種目を開催します。ゲストランナーは、国内外の大会で優勝や好成績を収めている「野尻あずさ」さんです。
村人を困らせた猿鬼が住んだと伝わる一帯は、昔から変わることのない素朴な山里の風景が続きます。沿道には住民が手作りしたかかしが並べられ、参加者を励まします。
出場しない方は、能登周遊の旅の途中にお立ち寄りいただき、見学をしてはいかがでしょうか。深紅ののとキリシマツツジや田園地帯に並ぶかかしが皆さんを迎えてくれます。
開催は5月5日日曜日。走ろうの部のハーフと10㎞は日本陸連公認コースとなっています。陸連登録者は良い記録を狙ってください。走ろうの部は参加費、一般3千円 高校生以下1500円。歩こうの部は、どなたも1500円。申し込み締め切りは2月28日木曜日です。

【夢を語る会 合格祈願の米】
旧柳田村に位置する当目(とうめ)の住民団体「夢を語る会」は2月16日と17日、当目の米の袋詰めを大勢の受験生が合格祈願に訪れる東京の湯島天神で販売しました。当目は当たり目と読めることから受験生に好評で、用意したお米は全て完売したそうです。お米は1袋300グラムが500円。昨年は米を購入した受験生3人から合格したと連絡があったそうです。皆さんにうれしい春が訪れるといいですね。
この番組は、翌週再放送でお送りしていますので3月1日にお聞きの方は2月22日の再放送になります。次回、3月8日のゲストは、宇出津公民館館長・佐野勝二さんです。「能登町ふるさとクイズ」などについてお話を伺います。
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