柴野大造 能登町ストーリー 2019年5月3日(金)5月10日(金/再放送)午前8時~8時30分

世界ジェラート大使・ユネスコ平和メッセンジャー・能登町ふるさと大使の柴野大造さんが、レポートや取材を元に、能登町の暮らし、自然、観光情報等をお届けします。世界農業遺産に認定された里山里海や、地域が育んだ豊かな自然や文化の中で生活する人々の姿を全国に発信し、魅力の創出とふるさと再発見につなげるものです。レポーターはハンディやしき、ナビゲーター綿谷尚子。

                      海の彼方の山々

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今回の放送] 能登町とクジラについて 

出演 真脇遺跡縄文館館長の高田秀樹さん

   したひら鮮魚店代表の下平勝則さん 

 

今回は、能登町とクジラについてお伝えします。能登町は古くからクジラ漁が行われ、一頭で七浦(ななうら)潤うとの言葉が残されています。昔の人は大自然の恩恵を受けて暮らしていたんでしょうね。

 

 

 

クジラが入り江に入ったら、畑を耕している者は鍬を放り出し、食事中の者は箸を投げ捨て浜へと猛ダッシュ。舟に3名が乗り込み漕ぎ出します。現場に到着した順番で分配に差をつけたこともあり、その光景は現在のボート競走よりも激しかったとか。ご先祖様たちはこうして食料を手に入れ家族を養っていたんですね。。地域では現在も定置網にミンククジラが紛れ込み、主にすき焼きにして食べます。番組でもおなじみ、真脇遺跡縄文館 高田秀樹館長としたひら鮮魚店代表下平勝則さんに話を伺ういました。村人総出で行った漁の様子、イルカとクジラの違い、加賀藩第13代藩主・前田斉泰公のクジラ漁見物の話やクジラの調理方法等をお届けします。

【インフォメーション]

 

能登町ではゴールデウィーク中、様々な催しが開催されます。

5月2日・3日は小木地区で5色の吹き流しや大漁旗を揚げた船が笛や太鼓を打ち鳴らして湾内をかけめぐる「とも旗祭り」が行われます。祭りが終わる頃には南西の風になり、豊漁になると伝えられています。

 

 

のとキリシマツツジが咲き誇る山間の里で、猿鬼伝説にちなんだ「第33回猿鬼歩こう走ろう健康大会」が開催されます。柳田運動公園を発着とするコースで、ゲストランナーは、国内外の大会で優勝や好成績を収めている「野尻あずさ」さん。沿道には住民が手作りしたかかしが並べられ、参加者を励まします。開催は5月5日日曜日。申し込みは締め切りましたので、見学に訪れてはいかがでしょうか。

  

 

能登町布浦の赤崎イチゴ園へ出かけませんか?赤崎で栽培されるイチゴは宝交早生(ほうこうわせ)という品種で、身が柔らかくとても甘いのが特徴です。摘み取り体験は、食べ放題で中学生以上1200円、小学生800円、幼児500円となっています。週末や連休になると混みあいますので、予約をしてからのお出かけをおすすめします。

 

のと里山空港では5月3日から5日まで「のとキリシマツツジフェスティバル」が開催され、苗木の即売会が行われます。5日は正午から、走ってジャンボカルタをとる「走ってゲット!!のとキリシマツツジかるたとり全国大会」も開催されます。

 

 

この番組は翌週再放送でお送りしていますので、10日にお聞きの方は3日の再放送になります。

 

この放送は、ラジオかなざわ ラジオこまつ ラジオななお ラジオたかおかの4局ネットでお送りしました。インターネットサイマルラジオなら全国でお聞きいただけます。