視覚障害ラジオステーション2020年4月14日(火)/4月21日(火/再放送)ラジオかなざわ ラジオななお 午後6時~6時20分 ラジオこまつ 午後7時~7時20分

視覚障害者の方々の就労支援と社会環境の向上を目的に、金沢市から情報を発信する、「あうわ」視覚障害の働くを考える会をパーソナリティーに迎えて放送しています。人に優しい街づくりは住みよい社会を形成します。番組を通して一緒に学ぶ機会にしませんか?視覚障害者の方々の日常を知り、互いの距離を縮めましょう。インターネット放送はこちらから 

前回放送した中から「耳学」と題して耳のヒダにまつわる疑問をお届けします。なぜ耳のヒダには凹凸があるのでしょうか?番組上、分かりやすくするために「なぜ耳はデコボコしているのですか?」と専門医に質問しました。野々市市のほりかわクリニック院長で耳鼻咽喉科がご専門の堀川勲先生がこの疑問に答えてくださいました。番組スタッフによる珍回答?多数。正解は番組をお聞きください。

今週の「耳学」は、年齢と高い周波数の音について。俗にモスキート(蚊)音と呼ばれる高い周波数の音は、年齢とともに聞こえなくなります。幼時から60歳代の方までを対象に、番組で実験を行いました。16KHz、14KHz、12KHz、10KHzのピー音を順番に流し聞こえるかテストしました。16KHzは幼児や聴力の良い方だけが合格。12KHzでは多くの方が合格。それでも聞こえない人は10KHzでようやく合格しました。

さて、あなたの耳は何KHzが聞こえるでしょうか。その仕組みについて、今回も、野々市市のほりかわクリニック院長の堀川勲先生が答えてくださいました。インターネット放送はこちらから 

 

~番組を伝えてください~ 病気や怪我で後天的に視力を失った方も多く、視覚障害者の総数が分りにくい状況にあります。ご家族や知人で視覚障害者の方がいらっしゃいましたらこの番組をお知らせください。1人で悩まずラジオステーションの仲間になりませんか?スマホやパソコンなら全国でお聞きいただけます。

~お手伝いしましょうか~ 視覚障害者の方が白杖(はくじょう)と呼ばれる白い杖をついて歩いていたら声をかけましょう。駅のホーム、交差点や曲がり角、建物入り口の段差など街の中は危険がいっぱい。「お手伝いしましょうか?」そのひと言が大きな助けになります。誘導は肩や肘(ひじ)を持ってもらい自然に歩いてください。