視覚障害ラジオステーション2020年9月1日(火)/9月8日(火/再放送)ラジオかなざわ ラジオななお 午後6時~6時20分 ラジオこまつ 午後7時~7時20分

視覚障害者の方々の就労支援と社会環境の向上を目的に、金沢市から情報を発信する、「あうわ」視覚障害の働くを考える会をパーソナリティーに迎えて放送しています。人に優しい街づくりは住みよい社会を形成します。番組を通して一緒に学ぶ機会にしませんか?視覚障害者の方々の日常を知り、互いの距離を縮めましょう。インターネット放送はこちらから 

〇今週の放送

社会に大きな功績を残した視覚障害者の方々をご紹介するコーナーです。今回ご紹介するのは、ヘレン・ケラーの恩師、サリバン先生です。ヘレンは、見えない・聞こえない・話せないの3重苦を背負いながら、障害に挑み続け、指文字、点字を習得。会話にも挑戦しました。その行動が実を結び、ラドクリフ大学・現在のハーバード大学に合格。卒業後は世界中で障碍者や体の不自由な人のために講演を行いました。この行動を生涯に渡ってサポートしたのがサリバン先生です。先生は自らも視覚障害を背負いながら、ヘレンを献身的に支えました。ヘレンのみならずサリバン先生も奇跡の人だったのです。その功績は今も輝いています。

 

あうわの辻嵐飛鳥さんによる防災と視覚障害に関した情報もお届けします。普段から災害に対する準備を心がけましょう。

~番組を伝えてください~ 病気や怪我で後天的に視力を失った方も多く、視覚障害者の人数が分りにくい状況にあります。ご家族や知人で視覚障害者の方がいらっしゃいましたらこの番組をお知らせください。1人で悩まずラジオステーションの仲間になりませんか?スマホやパソコンなら全国でお聞きいただけます。

~お手伝いしましょうか~ 視覚障害者の方が白杖(はくじょう)と呼ばれる白い杖をついて歩いていたら声をかけましょう。駅のホーム、交差点や曲がり角、建物入り口の段差など街の中は危険がいっぱい。「お手伝いしましょうか?」そのひと言が大きな助けになります。誘導は肩や肘(ひじ)を持ってもらい自然に歩いてください。また、点字ブロックの上に物を置いたり駐車しないようにしましょう。