志賀町歴史物語 後編 2022年3月17日(木)3月24日(木/再放送) ラジオかなざわ ラジオこまつ ラジオななお 午前8時~8時30分  ラジオたかおか 午前8時30分~午前9時 

                   ©石川県観光連盟 旧福浦灯台 

大海原にゆるやかなカーブを描く水平線。波打ち際には白砂青松の海岸線が連なります。外浦に面した志賀町は、いにしえより数々の歴史を刻んできました。新しい知識や文化を取り入れようと荒海に漕ぎ出した人々。豊かな暮らしを追い求め、厳しい航海に挑んだ船乗りたち。日本海の豊かな恵みや交易を求めた人々は海岸の近くに定住し、里山がもたらす恩恵は内陸部に集落を形成しました。長い年月の中で志賀町はどのように築かれたのでしょうか。歴史や先人の歩みをたどってみましょう。

出演【解説 東四柳史明 金沢学院大学名誉教授】【歴史講談 月亭方気】【ラジオ劇 大輔】【ナレーション 綿谷尚子 浅野美寿々】

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項目 〇【大名領国の展開と志賀町町域 能登守護畠山氏と土田加茂荘】 上賀茂神社に残された往時の算用状(収支決算書)には財政で苦労した足跡が残されています。荘園の年貢はいったいどこに? 〇【加賀藩と志賀町町域 前田利家と高爪山大福時 】 能登富士とも呼ばれる呼ばれる高爪山。かつてこの山の麓には12の僧房がありました。北の坊の住職は祈祷で知られ、前田利家は金沢城の落雷から息子が守られたのはお札のお陰だとし、住職に礼状を送るのでした。続きは番組をお聞きください。〇【福浦港PART2 日本海運の避難港 福浦 】福浦港は古代、渤海国との交流で知られ、やがて北前船など日本海海運の避難港、風待ち港として栄えるようになりました。人が集まれば宿屋が繁盛。そこには恋物語も生まれました。旧福浦灯台が往時の繁栄や残像を今に伝えています。