ラジオ歴史文化講座 加賀藩と城下町の暮らし 第4回 2023年3月3日(金)10日(金/再放送) ラジオかなざわ ラジオこまつ ラジオななお 午前8時~8時30分  ラジオたかおか 午前8時30分~午前9時 

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名峰白山と峰続きの山々を背景にそびえる金沢城。奥山から流れ出た水は城下町を潤しながら日本海へと注ぎます。肥沃な大地は百万石の富を生みだし、今日へと続く豊かな伝統文化を育みました。加賀藩と金沢城下の暮らし。その背景を探ると往時の町並みや人々の姿が浮かんできます。歴史を振り返り、その歩みをたどってみましょう。今回は第4話をお送りします。

出演【解説 東四柳史明 金沢学院大学名誉教授】【ストーリー紹介 月亭方気】【ラジオ劇 大輔 中元ミレイ】【ナレーション 綿谷尚子 浅野美寿々】

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項目 【金沢城下町の構成と支配 ~町方二日読み~ 江戸時代の金沢では毎月2日に組合頭(班長)が町に住む者として心がけることを読み聞かせていました。「花火大会、辻相撲は禁止」、「振る舞いの時でも一汁一菜くらいにしておけ」、「葬式、仏事も身分を越えたことをしない」・・・はてさて町民はどのように思っていたのでしょうか。【金沢城下町の構成と支配・ ~十人組と町会所で番をする人々~ 金沢では、武士と町人の役人が町会所(まちかいしょ)に集い自治を行っていました。交代制で町会所や倉庫の警備を行うものの、夜陰に乗じて中の様子を伺う怪しい二人組が。続きは番組をお聞きください。【金沢城下町の構成と支配~亭主番~ 亭主番に任命された人々は、町内を巡回し火の用心を呼びかけました。木造の家屋が密集する城下は厳重な注意が必要だったことでしょう。