ラジオ歴史文化講座 加賀藩と城下の金沢城下の暮らし 第3回 2024年2月9日(金)16日(金/再放送) ラジオかなざわ ラジオこまつ ラジオななお 午前8時~8時30分  ラジオたかおか 午前8時30分~午前9時 

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名峰白山と峰続きの山々を背景にそびえる金沢城。奥山から流れ出た水は城下町を潤しながら日本海へと注ぎます。肥沃な大地は百万石の富を生みだし、今日へと続く豊かな伝統文化を育みました。加賀藩と金沢城下の暮らし。その背景を探ると往時の町並みや人々の姿が浮かんできます。歴史を振り返り、その歩みをたどってみましょう。今回は第3話をお送りします。

出演【解説 東四柳史明 金沢学院大学名誉教授】【ストーリー紹介 月亭方気】【ラジオ劇 大輔 中元ミレイ】【ナレーション 綿谷尚子 浅野美寿々】

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項目 【妙福寺~金沢にタケノコをプレゼントした加賀藩足軽~ 江戸中期、金沢に孟宗竹を持ち帰り、タケノコ産地の礎を築いたのは岡本右太夫さん。お墓がある金沢市寺町の妙福寺では毎年4月に感謝祭が行われます。【願念寺~芭蕉が追善会で残した句と加賀俳壇~ 松尾芭蕉は奥の細道の途中、金沢市野町の願念寺で行われた追善会に参加し、加賀俳壇の小杉一笑の死を悼んで句を残しました。~塚も動け我が泣く声は秋の風~芭蕉の悲しみが伝わってきますね。【全性寺 ~赤門寺と仁王門~赤門寺とも呼ばれる全性寺は、紅殻塗りの仁王門でも知られています。健康や健やかな子どもの成長、足腰の病の治癒を願ったのだとか。泉鏡花の小説、夫人利生記の舞台でもあり、宝生流15代宗家、宝生紫雪のお墓があります。