マンガふるさとの偉人「不屈の武将 長連龍(ちょうつらたつ)

穴水町は、穴水城主一族で長家を勝利に導いた戦国武将をモデルにした歴史マンガ「不屈の武将 長連龍(ちょうつらたつ」を発行し、令和6年5月2日木曜日に穴水中学校内で町内の小学生に向けて贈呈式を行いました。小学校の授業で活用し、児童が穴水ゆかりの偉人に親しみ、ふるさとに誇りを持って持ってもらいます。

【ストーリー】

戦国時代、各地で合戦が繰り広げられ、勝者は領地を拡大しました。越後から京へ上ろうとする上杉謙信は、能登から背後を突かれないよう穴水城や七尾城を手中に収めようとします。長連龍(ちょうつらたつ)とその一族は、故郷の穴水や能登を守ろうと死力を尽くして戦うのでした。

 

連龍が守った長家は江戸時代に藩の最高意思決定機関、加賀八家となり、3万3千石を知行し、幕末まで藩主を補佐して藩政を運営しました。

Never Give Up! 不屈の精神で激動の時代を乗り越えた生涯は今も語り継がれています。

 

この物語を115ページにわたりマンガ化したのが今回の新企画です。絵柄は近年の流行を取り入れてシャープな顔立ちにし、ストーリーは目まぐるしく移り変わる史実を整理して分かりやすく学べるように工夫を施しました。また、漢字には全てルビを振り、児童の学習教材に対応できるようにしています。中学生以上に向け、巻末には長連龍の生涯、年譜を掲載しました。

 

監修は、金沢学院大学名誉教授で長連龍ゆかりの穴水町・長谷部神社神主の東四柳史明金沢学院大学名誉教授。原作は、杉畠啓文ラジオかなざわディレクター。マンガは、加賀市在住のチハラアケミさん。編集はラジオかなざわ。制作は、一般財団法人北國総合研究所です。今回は印刷版の贈呈式が行われましたが、デジタルブックも予定されています。